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雪氷文化
ドキュメンタリープロジェクト

気候変動から日本の伝統文化を守りたい!

思想家の和辻哲郎は、気候は風土を創り風土は文化を育む、としました。北国の厳しい気候が育んだ雪氷文化は、その土地の人々にとって心の拠り所となっています。雪が積もる茅葺屋根の集落を見るとき、私たちはそこに日本らしさを見出すでしょう。この雪氷文化が気候変動によって脅かされています。気候変動の原因は、人間が個人の発展を過度に追求したためです。産業革命によって飛躍的に進歩した技術は大量生産・大量消費を可能にし、私たちの生活を便利で快適なものにしました。その陰で、生態系は環境破壊に脅かされ、人と人との交流の機会は喪失し、社会が孤立・分断へと進む結果になりました。


雪氷文化は、先人たちがともに助け合い、厳しい自然との共存を試みながら心豊かに生活していた様子を今に伝える貴重な文化遺産です。しかし、気候変動の進行により雪氷文化の伝承はますます困難になることが確実視されています。今、記録を残さなければ、雪氷文化を未来に伝承する方法はありません。

この背景から、私たちは雪氷文化をドキュメンタリー映画として記録することを決意しました。このドキュメンタリーでは、580年の歴史を誇る長野県諏訪地域の氷の伝統「御神渡り」を通して、地域の歴史が未来志向へと変容する様子を捉え、真の豊かさとは何かを探求します。人と自然の共存、これが気候変動から地球と人類の未来を守る普遍的な思想であり、その意義を日本の文化を通して世界に伝えることがこのプロジェクトの目標です。

このプロジェクトを通して、未来の世代に伝える貴重な記録とメッセージを共に作り上げましょう!

御神渡り 100年の変化

​未来へ思いを託しましょう

私たちはこのプロジェクトに賛同し出資いただけるパートナーを募っています。ご支援頂く事で、出資者の皆様には、制作過程(ロケ見学)や公開イベントへの招待、エンドクレジットへのお名前記載など、様々なリターンをご用意しております。

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